ペダルを踏込んだ力をブレーキに伝えるための重要な部品

人が触れる部品なので操作フィーリングなどが求められます。急ブレーキ等の操作でペダルに大きな力が加わっても変形しないよう強度を確保する必要があります。

30%の軽量化を実現 & 衝突時のドライバーへのダメージ低減

ペダルアームを薄板の中空構造にすることで、強度・剛性を向上しながら従来モデルに対し30%の軽量化を実現しています。衝突時にはペダルを脱落させて足元のスペースを確保することにより、ペダルによるドライバーの脚部へのダメージを低減させています。
※特許取得済

• 中空ペダル

エンジン動力を駆動系統へ伝達、遮断するための部品

繰返し操作に対する耐久性を確保する必要があります。また直接人が触れる部品であるため、ペダル操作時の操作フィーリングなどが求められます。

30%の軽量化 & 部品点数の削減を実現

構成部品の中で最も重いペダルアームを樹脂化することで、強度・剛性を確保しつつ従来のモデルに対し30%の軽量化を実現しています。また、ペダルアームの構成部品を樹脂成形により一体化することで、部品点数を削減しています。

• 樹脂ペダル

駐車している際に動かないようにするための部品

人の手で操作するので、操作フィーリングや作動音・触感の良さなどが求められます。また乗員の視界に入る部品でもあるため、見た目の質感の良さなども求められます。

15%の軽量化を実現 & 触感や環境に配慮したグリップ材料の採用

構成部品の薄板化や樹脂化をすることで、強度・剛性を確保しつつ従来モデルに対し15%の軽量化を実現しています。また、グリップの材料にエラストマー(ゴムと樹脂の複合材)を採用することで、操作時の触感を良くしています。更に、グリップを組付ける際の接着剤を廃止し、揮発性物質の車室内への拡散を抑えています。