走る・曲がる・止まる。
自動車の操安性や乗り心地をつかさどる重要保安部品。
エンジンやサスペンション、ステアリングなどを支え、「路面からの衝撃を緩和する」、「衝突時のエネルギーを吸収する」などの機能があります。走行時の車体のねじれを抑え、乗り心地、操縦安定性を向上させます。
要求が厳しくなる衝突性能において、構造・形状を工夫する事で限られたスペース下においても衝突性能を満足させつつ、部品の軽量化を実現しました。
リアの足回り部品や駆動系部品を保持し、ボデーと繋ぐ骨格部品です。主な役割として、「タイヤの位置を決める」、「路面からの衝撃を緩和する」などがあります
タイヤの支持剛性を飛躍的に高める為にリンクの配置に拘ったリアクロスメンバーを設計しました。また、同じ形状でも異なる板厚で構成される複数種類のリアクロスメンバーを同一治具で生産するASSYラインを実現しています。
ボデーとタイヤを繋いだ左右のアームと、ビーム(梁)で構成された部品です。走行時に必要なねじれを許容させるように設計し、路面からの衝撃を緩和します。他のサスペンション形式に比べ部品点数が少なく軽量・安価であり、燃料タンクや荷室のスペース確保が出来る等のメリットがあります。
従来の板金U字型からパイプを潰した「クラッシュドチューブ」タイプのビームを採用し、薄肉・小型断面で要求性能を満足させ、約20%の軽量化を実現しています。
独自の周長可変造管技術によりねじり剛性をそのままに曲げ剛性を大幅に高めることが出来ます。両端部を周長可変により拡大させ車両走行性能に必要なロール剛性、トー剛性を向上させています。
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